会社について
私たちの「おいしいワイン」
「おいしいワイン」とは何か?
ある人にとっては、人の介入が少ないワイン。
ある人にとっては、土地の個性を良くあらわしているワイン。
ある人にとっては、友と人生について夜通し語り明かした時のワイン。
人によってそれぞれの「おいしい」があると思います。
イタリア人にとって、ワインと生活は切っても切れない関係です。
例えば、食事やパーティに華やかさを添えてくれたり、深い悲しみから気持ちを和らげてくれたり、人生に生きる活力と勇気を与えてくれたり。大いなる自然の力を飲むものに換えるという行為は、紀元前から現代にいたるまで、世代を超え受け継がる文化として、いつでも私たちを身近に支えてくれるものでした。
若かりし頃、最高のワインといえば「友人とあおる安いワイン」だったという人も多いのではないのでしょうか。
しかし、いつしか年を重ねると安いワインへの関心は薄らぎ「誰がどのようにして作っているか?」など値段以外のことへ関心が移ろぐ人も少なくないと思います。
わずかなお金でワインを買うことが、倫理的ではないとか、良心的ではないとか否定しているのではありません。
安いワインを美味しくないと感じるようになったのは、傲慢でスノッブになったからと責めるつもりでもありません。
たしかに値段以外のことを考え、質の良いワインを探すとなると、ナンセンスに感じる時もあるかと思います。
注意深く情報を収集する必要があったり、質の良いものを求め遠くへ足を運ぶ必要があったり、インターネットにある膨大な数の中から選ぶ必要があったり……
そうやって気がついた頃には、目の前にあるから、探すのが面倒だから、あるいは単純に安いからなどという理由で、スーパーの棚に陳列されたワインを勧められるまま手にする、効率的で心地が良い方法を選ぶようになっているのです。
本当に良いものや本質的なものを探し求めることは、時間も体力も費やし疲れ果ててしまうものですから。
しかしながら、少なくとも自分が関心を持ったものについては、自らの意思で選ぶことを忘れないでください。
そうでなければ自分という人間は、他の誰かによって作られ、この世の何かとして消費されゆくだけの存在になってしまいます。
人には皆それぞれ歩んできた道があり、好きや嫌いの価値観は千差万別。良いワインと悪いワインの考えを押し付けるつもりなどありません。私たちは、ただ自らの意思で良いと思うものを感じとり、誠実な人が作る誠実なワインに惹かれてゆくだけなのです。
自然を愛し、そこに住む人々の文化に敬意をはらう誠実なワインのつくり手たち。
彼らは、のむ人とつくる人との垣根を超えて互いに感動できる、心をゆさぶるワイン作りのために手間ひまを惜しみません。
そんな人情あふれるワインこそが、私たちの考える「おいしいワイン」です。
良いつくり手の条件
- ・自社畑のブドウのみを使用し、つくり手みずから栽培〜収穫〜醸造〜瓶詰〜出荷まで一貫して行なっていること。
- ・土地本来の健康な姿を守り、未来の世代へ続くワインを守っていること。
- ・品質維持のため毎年限られた本数のみ生産し、個性ある味わいを大切にしていること。
- ・地域に根付く人々や文化を大切にし、ブドウを取り巻くコンテクスト(環境・背景)を尊重していること。
- ・人手の介入を極力減らし、ブドウ本来の特性を引き伸ばす表現力あるワインづくりを目指していること。
- ・トレンドや大衆性に左右されない、毅然とした態度を守りワインを作っていること。
- ・ワインづくりに情熱的で、人情あふれるつくり手であること。
会社概要
社名 |
株式会社Bonoka / Bonoka LTD. |
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事業内容 |
イタリア産ワイン等酒類の輸入、卸売、小売り及び通信販売 |
設立年月日 |
2021年2月1日 |
本社所在地 |
〒103-0014 |
代表者 |
Bonsi Carlotta |
資格情報 |
一般酒類小売業免許、通信販売酒類小売業免許、輸入酒類卸売業免許(日橋法8003) |